精神療法の現場から(西園精神療法ゼミナール)

西園昌久(福岡大学名誉教授/心理社会的精神医学研究所)
A5 並製カバー付
約200頁 写真・図・表:約20点
定価: 3,850円 
在庫: 在庫なし
ISBN: 978-4-521-73436-1

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わが国の精神分析療法の第一人者である著者が1999年から12年来継続して開催している「精神療法講座」の内容を書籍化したシリーズの3冊目.
精神療法の効果がもっとも期待される「神経症」「境界性パーソナリティ障害」「うつ病」をとりあげ,実際の症例を紹介しながらわかりやすく解説しています.

目次

はじめに
Lesson 1 神経症
 カンファレンスCase 1
  広場恐怖を伴わないパニック障害例
Lesson 2 境界性パーソナリティ障害
 カンファレンスCase 2
  境界性パーソナリティ障害短期入院例
Lesson 3 うつ病

文献

おわりに

索引

コラム
 黎明期のヒステリー研究
 N/ H比
 西園による現実神経症の一考察(1973)
 依存性の強い患者の家族にはフォローが必要
 治療者と二次的外傷
 思春期のグループ化
 治療契約と転勤
 母親からの過渡対象とボーダーライン
 マーズロウの「人間の欲望の階層理論」
 うつ病の病態生理学:私たちは臨床家の関心に応えうる証拠を持っているか

コーヒーブレイク
 神経症に関する人格 3層学説
 3つのフロイト博物館
 PTSDの概念
  “ボーダーライン ”の 2つのタイプ ─「境界例」から「境界性パーソナリティ障害」へ
 EBMと精神科医療
 ボーダーラインと闘争逃避集団
 カール・アブラハムと対象関係論
 非メランコリー性うつ病の特徴に関する一報告
 『見える暗闇─狂気についての回想』ウィリアム・スタイロン(1990)