精神医学を知る(精神医学エッセンシャル・コーパス)

絶版
松下正明(東京都健康長寿医療センター理事長/東京大学名誉教授)
B5
348頁
定価: 8,800円 
在庫: 在庫なし
発行: 「精神医学を知る(精神医学エッセンシャル・コーパス)」 は販売期間外です。
ISBN: 978-4-521-73696-9
「精神医学を知る(精神医学エッセンシャル・コーパス)」 は販売期間外です。

『現代精神医学大系』より、個々の精神疾患、特に統合失調症と気分障害についての疾病論、症候学に関連した選りすぐりの論考を収載し、解説を付した。

目次

序文 
1 精神症状学序論 (大橋博司)
 1.症状,徴候,症状群など
 2.各時代の症状記載
 結語
 解説 (樋口輝彦) 
 
2 精神分裂病の症状 (安永 浩)
 1.”症状”ことに”精神症状”ということについての序論
 2.本稿における分裂病症状の分類,記述について
 3.幻覚
 4.妄想
 5.思考障害
 6.自我障害
 7.そのほかの客観的症状
 8.感情・意志の異常
 9.人格変化の印象
 10.微視的症状
 11.巨視的観点
 解説 (内海 健) 

3 精神分裂病の診断 (木村 敏)
 はじめに
 1.古典精神医学における分裂病診断
 2.疾患体系の再編成
 3.分裂病診断と分裂病の現象学
 4.分裂病診断の標準化の試み
 解説 (井上新平) 

4 精神分裂病の臨床類型 (藤縄 昭/笠原 嘉/村上 仁)
 序言
 1.亜型(下位群)の分類
 2.主要4病型以外の類型
 3.Kleist-Leonhardの分類
 4.その他の分類−特に分裂病の二分法をめぐって
 5.その他
 結語
 解説 (鈴木國文) 

5 精神分裂病問題の歴史と展望 (臺 弘)
 1.精神分裂病概念の誕生
 2.精神分裂病問題の展開
 3.診断と長期予後と近縁状態
 解説 (井上新平) 

6 言語と精神分裂病 (宮本忠雄)
 I 分裂病像の成立まで
  はじめに
  1.言語危機としての”もの”体験
  2.意味作用の病態と妄想化
  3.「妄想型」と「幻覚型」
  4.残る問題
 II 慢性期分裂病の言語
  言語の病態−急性から慢性へ
  1.妄想言語におけるサンタグムとパラディグム
  2.分裂病性体験における「複数化」の問題
  3.”私”の消滅の意味するもの
  おわりに
 解説 (加藤 敏) 

7 感情・気分の異常 (柴田收一)
 1.感情・気分の概念
 2.感情・気分の異常
 Plate躁状態の絵画
 解説 (樋口輝彦) 

8 躁うつ病の経過類型, 残遺状態と人格変化 (広瀬徹也)
 はじめに
 I 経過類型について
  1.類型分類について
  2.経過型の特徴
  3.経過類型に関わる因子
  4.経過類型と治療との関連について
  5.躁うつ病の予後の判定について
 II 残遺状態と人格変化
  1.歴史的背景
  2.状態像
  3.成立機転
  4.出現時期ならびに頻度
  5.回復性および治療について
 解説 (樋口輝彦)

索引