生存時間解析がこれでわかる! 臨床統計まるごと図解
市川 度(防衛医科大学校病院)
A5判 並製
192頁 写真・図・表:約90点
学会発表を聞いたり論文を読んだりする際に,若手臨床医が最もつまずくのがなんといっても医学統計,特に生存時間解析です.
本書では,難しいといわれる生存時間解析の基本を,一から図解で解説します.
なるほどあのグラフの意味するところはこうだったのか!Kaplan-Meier法,log-rank検定,Cox回帰モデルの意味が手順をおって理解できる,目からウロコの一冊.
- ・臨床研究イノベーション
- ・QOL評価学
- ・EBMライブラリー EBMの道具箱 第2版
- ・EBMライブラリー JAMA医学文献の読み方
- ・マイナスから始める医学・生物統計
- ・わかりやすい医学統計の報告
- ・本当はやさしい臨床統計
- ・らくらく生物統計学
目次
第1章 基礎編 臨床研究とはなにか?
はじめに 人を対象とした医学研究(臨床研究)とは?
1.臨床試験のデザイン
ある抗がん剤の臨床試験の論文から
Chapter 1 臨床試験の目的
Chapter 2 試験の対象
母集団と標本集団の考え方
選択基準と除外基準
Chapter 3 エンドポイント
エンドポイントとは?
プライマリ・エンドポイントとセカンダリ・エンドポイント
真のエンドポイントと代替エンドポイント
ハードなエンドポイントとソフトなエンドポイント
本当の治療効果とは?
Chapter 4 バイアス
偶然誤差と系統誤差(バイアス)
選択バイアス
情報バイアス
Chapter 5 交絡
交絡因子
Chapter 6 ランダム化
ランダム化
層別ランダム化
ブロックランダム化
動的割り付け(最小化法)
Chapter 7 盲検化とプラセボ
盲検化
プラセボとは?
2. 臨床試験の結果をどう解釈するか?
A+B療法v.s.A療法の臨床試験の結果
Chapter 8 (仮説)検定とは?
仮説が正しいことを証明することは難しい!?
帰無仮説と対立仮説
帰無仮説と対立仮説[A+B 療法とA 療法の比較]の場合
p値
信頼区間について
検定の誤り
症例数(サンプルサイズ)設計
検定まとめ
Chapter 9 治療効果に影響を与える因子を考慮するには?
治療効果に影響を与える因子を考慮する方法
層別解析
回帰分析
第2章 応用編 生存時間解析とはなにか?
はじめに 生存時間データの解析
1.生存時間データ
生存期間を評価するランダム化比較試験の例
Chapter 1 生存期間はいつからいつまで?
生存期間は「いつから」?
イベント
打ち切り
打ち切りをどう扱うか
2種類の打ち切り
2.生存時間データをどう解析するか?
A+B 療法 v.s. A 療法のランダム化第III相試験の結果
Chapter 2 生存期間の図示(Kaplan-Meier 法)
生存時間データの示し方
Chapter 3 log-rank検定
log-rank検定
Chapter 4 Cox回帰
Cox回帰モデル─はじめに─
ハザードとは?
Cox回帰
比例ハザード性の仮定
ハザード比と累積生存割合の関係
Chapter 5 生存時間解析 まとめ
あとがき
本書のまとめ


関連書籍