耳・鼻・のどのプライマリケア

佐藤公則(佐藤クリニック耳鼻咽喉科・頭頸部外科)
B5 並製
336頁 写真・図・表:約500点
定価: 9,350円 
在庫: 在庫なし
ISBN: 978-4-521-73899-4

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国内外で八面六臂の活躍をつづける大分の開業医が耳鼻咽喉科・頭頸部外科外来診療の基本と勘所をやさしく解説.
多岐にわたる耳鼻咽喉科外来の中でもよく遭遇する症状・疾患について鑑別法・対処法のポイントや薬物治療のコツ,インフォームドコンセントの注意点など,著者の豊富な臨床経験およびガイドラインを踏まえて紹介.
平易・簡潔な文章,明解な臨床写真で耳鼻咽喉科外来ガイドとして最適.

目次

1.耳鼻咽喉科外来診療に求められること
 標榜診療科としての耳鼻咽喉科・頭頸部外科─患者と医療関係者への啓蒙の必要性
 患者の主体的な治療参加─アドヒアランスの概念に基づいた外来診療
 オフィスサージェリーの適応と限界
 オフィスサージャリーのリスク管理

2.耳を診る
 耳鳴患者の取り扱い
 急性低音障害型感音難聴にステロイド療法は必要ないのか
 どのような時に心因性難聴(機能性難聴)を疑うか
 めまいの初期対応
 補聴器装用をいつ患者に勧めるか
 外来耳処置の副損傷
 中耳真珠腫・外耳道真珠腫に対する5-Fu軟膏療法
 鼓膜形成術(接着法)
 耳介,外耳道の外来小手術

3.鼻・副鼻腔を診る
 鼻出血の初期対応
 易再発性の上顎洞性後鼻孔ポリープを外来でどう治療するか
 鼻アレルギーの集学的治療
 歯の臨床組織解剖を理解する─上顎・上顎洞の歯性感染症を診るために
 上顎洞性・上顎性歯性病変による副鼻腔炎
 最近の歯性上顎洞炎の病態の特徴
 最近の歯性上顎洞炎の診断・治療
 デンタルインプラント治療に伴う上顎洞合併症に耳鼻咽喉科はどう対応するか
 鼻・副鼻腔の外来手術

4.口腔・顎顔面を診る
 口腔粘膜疾患の診方・考え方
 口腔粘膜疹をどう診るか
 口腔の外来小手術
 顎関節痛にどう対応するか
 習慣性顎関節脱臼の保存的治療
 顎関節脱臼新鮮例の徒手整復法
 いびき症・閉塞性睡眠時無呼吸症候群に対する口腔内装置治療の適応
 顎・顔面の外来手術

5.咽頭・喉頭を診る
 かぜ症候群(急性上気道炎)をどう取り扱うか
 インフルエンザをどう取り扱うか
 扁桃周囲炎,扁桃周囲膿瘍をとう取り扱うか
 口蓋扁桃摘出術を患者にいつ勧めるか
 急性喉頭蓋炎の病態と取り扱い─気道閉塞をどう予知するか
 慢性喉頭炎の本態は
 咽喉頭逆流症(LPRD)診療のピットフォール
 咽頭・喉頭異物─いかに発見し,苦痛なく,短時間で摘出するか
 声帯白板症をなぜ生検(punch biopsy)してはいけないのか
 嚥下造影検査─外来診療所でどう行うか
 嚥下内視鏡検査のピットフォール
 いびき症・睡眠時無呼吸症候群の内視鏡検査のポイントは
 CPAP療法の適正圧の決め方─耳鼻咽喉科はCPAP療法にも積極的に
 耳鼻咽喉科診療所における睡眠医療への取り組み

6.気管・食道・頸部を診る
 慢性咳嗽─長引く咳をどう診断・治療するか,上気道専門医としての取り扱い
 食道異物─どのような症例を外来で摘出するか
 外来における気道閉塞への備え
 外来における気道閉塞への対応
 鈍的頸部外傷の初期対応
 頭頸部嚢胞性疾患に対するOK-432注入硬化療法

7.音声・言語を診る
 耳鼻咽喉科外来における音声治療(Voice Therapy)への取り組み
 所見にとぼしい声帯の音声障害はどう診断するのか
 痙攣性発声障害に対するボツリヌス療法
 職業歌手の音声障害と音声外科