循環器診療・インターベンションのためのMDCT ハンズオンブック

絶版
編集:平山篤志(日本大学)
編集協力:Stephan Achenbach(University of Erlangen-Nurnberg)
監修:児玉和久(大阪警察病院名誉院長)
B5判 並製
264頁
定価: 10,780円 
在庫: 在庫なし
発行: 「循環器診療・インターベンションのためのMDCT ハンズオンブック」 は販売期間外です。
ISBN: 978-4-521-67761-3
「循環器診療・インターベンションのためのMDCT ハンズオンブック」 は販売期間外です。

[ 絶版となっております ]

MDCTは急速な発展を遂げ、循環器疾患の診断だけでなく、虚血性心疾患、大血管及び末梢血管の動脈硬化性疾患といったインターベンションの方針決定、頻脈性不整脈のアブレーションの補助手段として今後も大きな役割を担っていくと考えられる。
本書は、撮影法、画像の作成、プラーク解析(Plaque Map)、病態診断などを網羅し、循環器診療およびインターベンション、心 臓外科手術前後におけるMDCTの臨床的活用法を提示する。
編集協力に循環器CTの世界的権威であるStephan Achenbach氏を迎え、64例までのMDCTから最新のDSCTまで多岐にわたる臨床例を解説に加えた。
循環器領域におけるMDCTの将来的な展望についても本書で示す。

目次

1.MDCTによる冠動脈狭窄とプラーク診断
 MDCT angiology—angiography beyond angiography の時代
 Coronary MDCT画像の読み方と記録の仕方
 適応と禁忌、前処置
 撮影の方法とコツ
 画像の呈示法
 画像の作成法
 CT値に基づくプラーク解析法Plaque Map
 Plaque Map(カラー解析)でみる冠動脈プラーク
 冠動脈狭窄の現状
 正常例
 心臓MDCTにおけるアーチファクト
 さまざまな石灰化プラーク
 冠動脈形態異常(起始異常、奇形)

2.急性冠症候群、冠動脈形成術後におけるMDCT
 急性冠症候群における他プラークイメージング(血管内視鏡、グレースケール   IVUS、 VH-IVUS、IB-IVUS)との比較
 血管内視鏡総論
 グレースケール IVUSと組織性状診断ツールとしての新世代IVUS
 MDCTでの急性冠症候群における冠動脈プラークは実際どのようなものか〜
  CT、 gray-scale IVUS、 VH-IVUS、IB-IVUS、および血管内視鏡との比較
 緊急冠動脈CT
 PCIに対してMDCTはどこまで情報を呈示できるか
 ステントの評価と限界
 MDCTによるPCIフォローアップ—再狭窄の判定

3.慢性冠動脈疾患(安定型労作性狭心症、異型狭心症)のMDCT
 安定型労作性狭心症のプラークをCTで診る
 ポジティブリモデリング、ネガティブリモデリングをMDCTで診る
 糖尿病患者のプラーク
 MDCTによるプラークのフォローアップはどこまでできるか
 異型狭心症のMDCT 

4.冠動脈疾患診療の補助手段になるストラテジー
 心臓手術におけるMDCTの役割
 冠動脈バイパス前のグラフト評価〜特に右胃大網動脈の評価について
 CABG後の評価
 起始異常の情報を心臓カテーテル検査に生かす
 慢性完全閉塞性(CTO)病変の情報

5 非侵襲的検査のみの冠動脈疾患診断
 胸痛スクリーニング
 心電図異常に対する冠動脈CT
 血管疾患などの手術前評価
 スクリーニングのMDCT
 MDCTができる施設への依頼—どのように役立てるか
 カテーテル検査拒否患者
 冠動脈CTと冠動脈MRを比較する

6.その他のインターベンションにおけるMDCT
 閉塞性動脈硬化症(ASO)
 ASOのプラークをPTAでどのように役立てるか
 鎖骨下動脈閉塞、狭窄—形態評価とプラーク
 頸動脈のプラーク
 心房粗動のアブレーション
 心房細動に対するアブレーションのCT
 その他の不整脈治療における展望—その他のアブレーションと心室再同期療法

7.CTの将来展望
 Dual Source CTと心臓CTの将来
 侵襲的冠動脈造影はなくなるのか—冠動脈CT の今後の役割
 心臓MDCTのもたらしたもの