事故・災害時のMCガイド 現場から病院までのメディカル・コマンド&コントロール

監訳:奥寺 敬(富山大学大学院)
B6判 並製 
120頁 写真・図・表:18点
定価: 3,300円 
在庫: 在庫なし
ISBN: 978-4-521-73034-9

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大事故や災害時は、限られた人的・物的資源での医療活動となる。
そして、指揮命令系統の確立、状況変化への迅速な対応、警察など他機関とのスムーズな連携・調整など、的確なマネージメントが活動の成否をにぎる。
本書は、現場や対策本部におけるマネージメントをまとめた。

目次

1章 マネージメント——基本的なアプローチ
 マネージメント:リーダーシップ
 マネージメントの目的
 マネージメントの目標

2章 法規と連携
 法規
 保健医療法規/公的記録へのアクセスに適用される条例/地方自治体と州議会の有事のための特別法/消防と警察活動のための法規
連携(リエゾン)

3章 脅威と危険な状況

4章 保健医療マネージメントシステム——レベル,構成,役割
 マネージメントレベル
 マネージメントの部門構成
 規範(Normative)/対策(Strategic)/実行(Operative)
 マネージメントの役割
 救急現場指揮官/医療現場指揮官/スタッフ/介助者

5章 事故現場での医療活動マネージメント
 事故現場での役割の遂行
 患者搬送
 医療スタッフの配置

6章 事故現場での組織化と方法論
 現場救護所
 現場救護所での活動

7章 行動とトリアージの方針
 現場での治療範囲の判断
 トリアージ

8章 対策本部での命令系統,災害担当官

9章 政治的リーダーシップ——危機管理委員会

10章 警告,コミュニケーション,状況報告
 警報
 大事故に対する警報
 コミュニケーション
 状況報告"sitreps"
 第一報(Through the windscreen report)/詳細報告(Verification report)/優先報告(Priority report)/ 追加の状況報告(Further sitreps)

11章 メディアと情報
 メディアに向かって話すとき起こる問題
 私は誰と話をしているか?/私は何を言えるか?/準備する/私は拒絶できるか?/誰が情報を伝えなければならないか?/答えてはいけないことは何か?/傷病者はインタビューを受けられるか?/記者は写真撮影をしてもよいか?/私は伝えるメッセージがあるか?

12章 本部スタッフ管理の技術
 総論
 機能と責任の領域
 建物
 スタッフの備品
 スタッフ・ブリーフィング
 状況報告の更新
 スタッフ活動計画
 スタッフの交替
 スタッフ活動の事後検証

参考文献

付録
1 救急現場指揮官と医療現場指揮官の任務
2 チェックリスト
3 評価可能な目標
4 活動方針決定の例
5 記者会見
6 災害担当官の訓練方法への提言
7 中央部門スタッフの管理範囲
8 コンピュータ支援システム