技を育む(精神医学の知と技)

神田橋條治(伊敷病院)
四六判 上製カバー付
212頁 写真・図・表:10点
定価: 3,080円 
在庫: 在庫有り
ISBN: 978-4-521-73373-9

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精神科の診療にあたってつねに「患者の身になる」ことを心がけているわが国有数の精神療法家である著者は,その独特の「技」をどのように会得し,研鑽してきたのか.自らの発育史を振り返りながら,今日ある各種の「技」を次世代に語り継ぐ一冊

目次

はじめに

第一章 知と技を巡って
 一 「と」
 二 知・技の関わり
 三 技の起点
 四 技の宿弊
 五 技と型

第二章 ボクの背景
 一 父の背景
 二 母の背景
 三 ボクの背景
 四 ボクの発育史
 五 大学生活
 六 インターン時代

第三章 精神科医として
 一 不安な船出
 二 診断
 三 面接の有害性
 四 研究と教育

第四章 精紳分析から
 一 退行と進展
 二 言語と非言語
 三 関係妄想風をもつ技法
 四 非言語コミュニケーションの工夫
 五 治癒機制
 六 精神分析理論への関わり
 七 部分と全体

第五章 「現場からの治療論」の完成
 一 病因論
 二 心身相関 

第六章 離魂融合
 一 練習の順序と連想
 二 外来の患者を呼ぶ
 三 面接のなかで

第七章 教育とスーパーヴィジョン
 一 学生教育
 二 卒後教育
 三 スーパーヴィジョン
 四 質問に答える 

第八章 治療のための物語
 一 医学と医療
 二 うつ病治療のための物語
 三 発達障碍のための物語

第九章 Oリングテストから
 一 Oリングから全身センサーへ
 二 「邪気」の察知へ
 三 臨床現場での活用

第十章 漢方治療

第十一章 操体法から
 一 体に触れない整体
 二 させられる治療へ

第十二章 「気」と「経絡」の世界
 一 太極拳
 二 気功の世界
 三 経絡の世界

第十三章 終末期医療から
 一 遺す
 二 絆
 三 進歩
 四 尊厳死

おわりに