診断エラーを防ぐ-小児科の落とし穴
296頁 写真・図・表:84点
A5 並製
臨床は知識と経験に基づく連続したタスクであり,状況によって変化する.
そのため正確な診断には常に誤診のリスクが付きまとう.
診断エラーを回避するため,コミュニケーション技術に基づく問診,身体診察,検査,家族説明,鑑別疾患,診断のステップを通して,落とし穴の回避術をシステマティックに展開.
ピットフォール,ニアミス症例だから記憶に刻まれる.
目次
総論:診断エラーに陥らないための光:診断エラーの穴を照らす光となるもの―基本的戦略
①診察姿勢
②問診のエラー
③身体診察
④血液・尿検査
⑤微生物学的検査
各論1 小児総合診療:保護者とのコミュニケーション
育児不安への支援
子ども虐待の疑い
5歳児健康診査
Down症候群の管理
不登校/ICUへの転棟,ICUからの転棟
在宅重症児の病状変化
在宅重症児の家族の負担感
オンラインを用いたケア
遺伝子診断の臨床応用
各論2 小児救急医療:救急外来での家族説明
他院との電話でのやりとり
意識障害
急性呼吸障害
頭部外傷
誤飲・誤嚥
自殺企図,オーバードーズ
不機嫌な乳児
RRS (Rapid Response System)
各論3 中枢神経系疾患と発達:神経診察
てんかん診療(重積時,慢性管理時)
急性脳症,細菌性髄膜炎
低緊張性発達遅滞
繰り返す頭痛/神経発達症
各論4 胸部疾患:胸痛
心雑音
川崎病
反復性喘鳴
各論5 腹部疾患:繰り返す嘔吐症
下痢・血便
腹痛・急性腹症
便秘症
偶然発見された肝機能障害
各論6 免疫・アレルギー疾患:反復性発熱
関節炎
アトピー性皮膚炎
薬物有害反応(ADR)
消化管アレルギー
各論7 血液・リンパ節疾患:貧血
出血傾向
リンパ節腫大(悪性か良性か)
脳腫瘍
各論8 腎疾患・電解質異常:血尿・蛋白尿
夜尿症と尿路感染症
急性腎障害
電解質異常
各論9 内分泌・代謝疾患:糖尿病性昏睡
低身長,体重増加不良
高アンモニア血症,代謝性アシドーシス
各論10 皮膚・耳・眼の疾患:蕁麻疹
小児難聴
斜視・眼振

