統合失調症の診療学(新世紀の精神科治療)

編集:岡崎祐士(三重大学)
B5判 函入上製
396頁
定価: 27,500円 
在庫: 在庫なし
ISBN: 4-521-68011-9

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[ 絶版となっております ]

「精神分裂病」が「統合失調症」という名称に改められました。
それは、過去この病気に向けられた偏見との訣別であるとともに、治療の進歩によりコントロール可能な疾患となったことの宣言でもあります。
いかに早期治療につなげ、寛解・治癒に導くか。新しい時代の新しいシリーズ、待望の第1冊目。

目次

■序論
 統合失調症患者診療の目標−自由と病気と生活

■統合失調症という疾患のダイナミズム
 統合失調症成因の多様性と疾患過程のダイナミズム
 統合失調症の病態形成と脳の発達
 統合失調症病態で変化しやすいものと変化しにくいもの
 統合失調症の罹患率に関する時間・空間的動揺について
 統合失調症の生涯経過

■統合失調症患者のプロフィールと診療へのヒント
 統合失調症患者の身体症状の特徴
 統合失調症患者の抗精神病薬への反応の特徴
 身体合併症にみる統合失調症患者の心身の特徴
 統合失調症患者の行動や生活の特徴とICF
 状況へのかかわりからみた統合失調症−裂開相と内閉相
 統合失調症患者の人生行路

■患者と家族のQOL改善を目指す統合失調症診療計画
 受診しない患者
 初めて受診した患者
 受診歴のある患者
 初回入院患者
 入院を繰り返す患者
 入院超長期化問題への対応
 暴力を振るう対応困難事例−チーム医療の重要性
 統合失調症ハイリスク者の相談

■統合失調症診療における工夫とヒント
 種々の治療段階や場面での薬物療法の工夫
 生涯薬物(抗精神病薬)療法
 ことばの処方−種々の症状や治療状況でのアドバイス集
 文学にみる精神療法−統合失調症的な状態への対応
 統合失調症を病みながらも創造的であった人々
 初診から外来治療および入院治療の実務のポイント−ケースレポートに沿って
 向精神薬投与に関する裁判例
 統合失調症診療をめぐる法の隙間