病の自然経過と精神療法(新世紀の精神科治療)

編集:新宮一成(京都大学大学院)
B5判 函入上製
300頁
定価: 23,100円 
在庫: 在庫なし
ISBN: 4-521-68031-3

数量

[ 絶版となっております ]

精神医学的側面からのみならず、哲学などの広汎な思想も視野に置き、様々な角度から「精神の病の“自然経過”とは何か」を考察。
さらに具体的な症例を挙げ、精神療法がどのように関わり、そしてどのような効果をもたらすかを、詳細に検討する。これからの精神療法の指標となる一冊。

目次

■精神療法から精神科医療を問う
 1.精神療法にとっての自然
 2.病の自然経過とその物語的構成−精神科臨床における民族誌的アプローチ
 3.心身相関の問題と精神療法−心身のトポロジーに変化をもたらす精神療法の可能性

■時間の中で病の運動を再構成する
 1.壁を抜ける患者と治療者−統合失調症の場合
 2.性格はすでに病であるのか?−気分障害と性格
 3.統合失調症の「自然経過」と「人間関係」−医学モデルと他者概念の位置付けのために
 4.言語化された自然

■自然経過と主体性の運命
 1.スキゾフレニアと主体の死−再生のための道標
 2.病の経過を振り返る−統合失調症の症例を中心に