保育の心理学 育ってほしい10の姿

編集:片桐正敏(北海道教育大学)/藤本 愉(旭川大学短期大学)/川口めぐみ(東京未来大学)
216頁 写真・図・表:150点
B5 並製
定価: 2,420円 
在庫: 在庫有り
ISBN: 978-4-521-74962-4

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新しい保育所保育指針に基づいた保育士養成課程のテキスト「保育の心理学」.
現在の保育の指針となる「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」を視座に,発達心理学の知見も踏まえながら,現代の子どもたちの心のありようを解説する.
多数のイラストや図,事例を加えて,学生たちの興味を引き,考えるもととなるテキストブックとなっています.

目次

第1章 子どもの心の発達を理解する
 1.子どもの発達を理解することの意義(藤本 愉)
  発達の定義,発達の基本的原理
  発達を規定する要因:遺伝と環境
  一生を通した変化:生涯発達という視点
  保育の5領域・幼児期の終わりまでに育ってほしい姿と発達の関連性
 2.認知発達理論と子ども観(岸 靖亮)
  認知発達理論のはじまり:ピアジェの理論
  さまざまな認知発達理論:ヴィゴツキー,ワロン,ブルーナー
  言語発達理論
  発達理論からみる子ども観
 3.健康な心と体-子どもの身体機能と運動機能の発達(東恩納拓也)
  胎生期の身体と運動の発達
  乳児期の身体と運動の発達
  幼児期の身体と運動の発達
  保育における身体機能と運動機能を高める関わり

第2章 子どもの心と社会との関わり
 4.自立心─社会情動的スキルの発達(片桐正敏)
  自立心と認知的スキル,社会情動的スキルとの関係
  動機づけと自己効力感,自己肯定感
  自立心につながる保育での関わり
 5.協同性─社会性の発達(保坂和貴)
  乳児期における「社会性」の発達
  幼児期における社会性の発達
  協同性をめぐって
 6.道徳性・規範意識の芽生え-道徳・正義感の発達(片桐正敏)
  道徳性・正義感の発達
  ルールの理解
  集団行動と保育方法
 7.社会生活との関わり-社会適応能力の発達(片桐正敏)
  社会適応能力の発達
  社会的な関わりの発達
  生活適応能力を育む保育方法

第3章 子どもの心の成長 99
 8.思考力の芽生え-乳幼児の学びと理論(藤本 愉)
  幼児教育における思考力の位置づけ
  思考力の発達
  子どもの遊びと思考力の発達
 9.自然との関わり・生命尊重-子どもの発達と環境(川口めぐみ)
  保育における「自然との関わり・生命の尊重」
  命の理解と発達
  生命の大切さを育む保育方法
 10.数量や図形,標識や文字などへの関心・感覚-認知・学習の発達(松﨑 泰)
  文字への関心
  幼児期の読みの発達的変化
  数概念の発達
  文字への関心や数量概念への関心を促す保育活動
 11.言葉による伝え合い-言葉の発達(藤本 愉)
  言葉の機能
  言葉の獲得過程
  コミュニケーションの発達
  絵本の読み聞かせ
  豊かな言葉を育む保育のあり方
 12.豊かな感性と表現-感性と創造性の発達(川口めぐみ)
  感性
  感性の発達
  創造性(creativity)
  子どもの表現-描画からみる子どもの表現
  豊かな感性を育む保育方法

第4章 子どもの心と関わる保育の方法
 13.乳幼児期の学びを支える保育(川口めぐみ)
  子どもの遊びの特徴と保育
  乳幼児期の日常生活と保育方法
  保育のカリキュラムとPDCAとOODAサイクル
  明日の保育に向けた保育記録とカンファレンス
 14.乳幼児期の発達の遅れと発達を支える保育-支援と連携(田口禎子)
  乳幼児期の発達の特徴と遅れ
  乳幼児期にみられる発達障害
  発達に課題のある子どもの幼児期によくみられる特徴
  発達支援(療育)と保育者の役割
  発達を促す生活や遊び
 15.乳幼児期の子どもをもつ保護者を支える(田口禎子)
  保育における子育て支援
  保護者を支える具体的な支援方法